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  3. 創造するということ

創造するということ

ネイルのデザインを考えるときは、まずデザインを頭のなかに鮮明に思い浮かべます。
かなり細かいデザインであれば、一旦紙にデッサンとして起こし、それからチップにデザインを作りこんでいきます。
デザインがシンプルだったり簡単な場合は、直接チップにデザインすることも。

しっかり頭の中で考えていても、実際にチップに起こしてみると思ったデザインと違っていた、ということはよくあります。

チップの大きさもそうですし、微妙なカーブとのバランスがうまく取れず、理想の形にならないんですよね。
また、チップにはきれいにデザインすることができても、自分の爪やお客様の爪の大きさの関係で、きれいにデザインできないということもあります。
すごく気に入ったデザインなのに、実際に手に乗せたらきれいじゃないというのでは本末転倒ですし、お客様をがっかりした気持ちにさせてしまうので、こういうときはすごく辛いですね。

デザインを考えていくのは、ネイリストになったばかりのころはとても楽でした。
簡単なものでも、凝ったものでも、つくってみたいデザイがたくさんありましたし、本をみてインスピレーションを得ることも多々ありました。
けれど、毎日何人ものお客様にネイルを施していくうちに、頭のなかのデザインはどんどん枯渇していき、せっかく思いついたデザインが、先日つくったデザインとそっくりだった、ということもあったりして、経験を重ねていくほどに、素敵なデザインを生むのは大変だなと思います。

なので、日頃から美術館に行ったり、デザインの本を読んだりしてデザインの引き出しをたくさんつくっているのですが、デザイン出しに頭を抱えることが多いからこそ、素晴らしいデザインを思いついたときはとても嬉しくなります。
そのデザインをお客様に施し「かわいい」と言っていただけたときは、ものすごい達成感です。
自信のあるデザインのときは、「きっと気に入ってもらえる」っていう確信のようなものがありますよ。

デザイン出しのためにいろいろな本を見ていると前述しましたが、最近はテキスタイルの本を見ることが多いです。
テキスタイルとネイルデザインは、私の中でなんとなく共通しているものがあるように思います。自分が普段作っているデザインと近いからかもしれません。
そして最近はテキスタイルも、かなりいろいろなデザインがありますので、すごく参考になります。

これからもこうした資料に助けてもらいながら、いいネイルデザインをどんどんつくっていきたいですね。