ネイルアートとは、その名前の通りジェルやポリッシュ、
アクリルなどを用いて爪にアートを施すものです。
以前、ジェルがここまで普及する前は、マニキュア(ポリッシュ)が主流で、
その頃はアートをしている人というのはあまりいらっしゃいませんでした。
しかしジェルが活躍するようになってからは、
ポリッシュでもアートを楽しむ方が増えてきたように思います。
ネイルアートは、お客様から希望をいただいたり、見本を見せてもらって、
それをもとにつくっていくケースと、ネイリストがつくった見本のチップをみていただき、
それに沿ったアートを施す場合があります。
アートの見本を用意する
ネイルも、やり始めたころはいろいろなデザインにしたいので希望もたくさんあるのですが、
毎月続けていくうちのデザイン案が枯渇してしまい、
お客様もどんなデザインにしたいかがわからなくなってきてしまうことがあります。
そういったときに、サロン側でアートの見本をたくさん用意してあると、
お客様はその中から好きなアートを選べばよいので、便利です。
また、ネイリストに「おまかせ」してくださるお客様もいらっしゃいますので、
アート案は常にたくさんストックしておくとよいでしょう。
定期的にネイルをしている方になると、季節に応じたアートをしてほしいという方が多いですが、
毎年同じようなアートではお客様も飽きてしまうので、
同じクリスマスをイメージしたアートでも、
いくつかのパターンを用意しておくことで、常にお客様に新しい満足をしていただけます。
日々デザイン出しに励む
アートのデザインは、ネイリストによってデザインの傾向が分かれていることが多いので、
お客様は自分の好みと合ったアートをつくってくれるネイリストを指名して施術を受けることが多いです。
これは決して悪いことではなく、それぞれのネイリストにい個性があり、
その個性が好きだというお客様は必ずいらっしゃいますので、自分の個性を良い方向に発揮できると、
たくさんのお客様から指名をいただけるのではないかと思われます。
カラフルなアートが好きな方、同系色でまとまったアートが好きな方など、
お客様によって好みはいろいろですし、年齢によっても好みの傾向は変わってきます。
デザインのヒントは街中に転がっています。ネイルという括りだけでなくても、
ファッションや飲食などからヒントを得られることも。
できるだけいろいろなデザインの引き出しを持っているほうが、
ネイリストとしてより活躍できると思われますので、ぜひ日々デザイン出しに励んでください。