スカルプとは、ジェルやアクリルなどの人工爪をつけて、
爪の強度を確保しつつおしゃれを楽しむものになります。
本来はこのように、人工爪をまとめてスカルプと呼ぶのですが、
最近はネイルサロンでいう「アクリル」をスカルプと呼ぶことが多いようですね。
ここでは、アクリルとジェルそれぞれの特徴についてご紹介したいと思います。
・参考サイト:http://allabout.co.jp/gm/gc/49624/
いろいろな種類がある
ネイルサロンで一般的に普及しているのはジェルネイルです。
爪の強度を確保しつつ、アートなどのおしゃれを楽しめる上に、
アクリルよりも値段が安く、オフもしやすいこと、
また爪への負担が小さいことなどから人気があります。
ジェルにもカルジェルやバイオジェル、
マニQなどいろいろな種類があり、それぞれ特徴が違うのをご存知でしょうか?
例えばカルジェルの場合、爪への負担が少ないので、
爪が弱い方に向いていますが、紫外線の影響を受けやすく、
UVによって色が黄みがかってきてしまうという弱点があります。
バイオジェルはサロンで最も多く活用されているジェルかなと思いますが、
爪への負担はカルジェルよりも大きいです。
ただし、ジェルの強度はカルジェルよりも優れているので、
ジェルが剥がれやすい方はバイオジェルが向いているかもしれません。
またジェルは長くつけ続けていると劣化してしまいます。
そのため、一定期間つけたら、すべてオフしてもう一度つけ直す必要があるのですが、
マニQというジェルは劣化しません。
爪の状態などに合わせたスカルプを選ぶ
そのため、クリアのマニQを塗り、その上からカラーを塗って、
しばらくして爪が伸びたり、デザインを変えたいということになったら、爪はカットし、
カラーの部分だけ削ってオフすることで、また新しいジェルを乗せることができます。
そのため、オフのときに爪に負担がかかるということがないのです。
大変画期的なジェルですが、あまり普及していませんね。
アクリルは、ジェルよりもはるかに強度が強い樹脂になります。
かなり固いので、すごく雑な方でも、まずとれてしまうということはありません。
しかし、オフに使うアセトンをしっかりつけないときれいにオフできないので、
その溶液のせいで爪がかなり傷んでしまいます。
爪が薄い方は本当にペラペラになってしまうので、
回を重ねていくと爪がボロボロになってしまうことも。
このように、ジェルとアクリルにはそれぞれのメリットとデメリットがありますので、
ご自身の用途や、爪の状態などに合わせたスカルプを選ぶとよいでしょう。
前述しましたが、最近ではほとんどの方がジェルを採用しているようです。